最近見たテレビ

CS(Customer Satisfaction、顧客満足)を重視した戦略をとってリピーターを獲得せよ、というお話。リッツカールトンなどを例にして取り上げていました。CSについては前の会社がものすごく重視していて徹底教育していたため、今でもCSという言葉を聞くと反射的にいろいろなことを思い出して背筋が寒く、いや、あたたかくなりますよ:-)
商売はお客さんが居ないと成り立たない以上、お客さんをいかに安定的に確保するかは商売の本質であり、満足度を向上させることによりリピーターを増やすというのは効果的な方法だと思うわけです。良い物を作れば売れるはずというのは作り手の独善であるばかりでなく、購入する側から見れば物が良いのは当然の要求であるわけで、質的な部分だけでお客さんの心をつかむのは難しく、だからこそ違う部分での差別化が必要だと考えるわけです。

NHKのBSで怪奇大作戦セカンドファイルを放映するのにあわせ、旧作からセレクションを放映していました。セカンドファイルは全話(3話)揃ってから見ることにして、先に旧作を見ました。

    • 京都買います

京都大好き!仏像ラブ!な学者と助手の人が、謎の物質転送光線を使って仏像を盗みまくる話。移りゆく時代の流れに目をそむけ、ひたすら過去を賛美する姿に、何故か秋葉原の電気街衰退とオタク文化の開花が重なりました。電気街買います、というパロディを考えたけど、秋葉原のパーツ屋は京都の寺社仏閣以上に見捨てられた存在かもしれない。

    • 恐怖の電話

レイアウトがいちいちかっこよくて鬱陶しい、前の人邪魔!邪魔!と叫んでしまいたくなるようなカメラワークがこれでもかと繰り返され、引き込まれます。これも実相寺監督ですね。今回の怪奇大作戦セカンドファイルは実相寺監督が生前にかかわっていたそうで、そのせいかセレクションの内容も実相寺監督にこだわっているみたいですね。
途中に出てくるステップバイステップ式交換機がかっこよくて、google先生に聞いて調べてみたら、逓信総合博物館のページがひっかかりました。今はおしゃれに「ていぱーく」というそうですが。
先日仕事で前まで行ったので覗こうと思ったら休館日でした。ぐっすし。テレコミュニケーションの科学というフロアにステップバイステップ式の交換機が展示してあったり、伝送路ゾーンというところには伝送路に使われるさまざまなケーブルが展示されていたりするそうで、伝送路マニアとしては是非行ってみたい!!以前行ったのは20年位前なので、最新鋭のコンピュータネットワークとしてキャプテンシステムが展示されていた頃なので、もうすっかり様変わりしているのだろうとか思うと、楽しみで仕方ありません。