最近見たアニメ

見る暇無いのでPSPを活用することにしました。携帯動画変換君すばらしい。

そういえばだいぶ昔、うちの兄貴(オタク業界)が今度うちの地元を舞台にした漫画が云々ーとかいう話をしていたことを思い出しました。そのまんま春日部共栄ですね。いいのかしら。そういえばおいらこの学校受験しましたよ。うちから一番近い高校という理由ですが。公立受かったから行かなかったのですけど。公立はうちから二番目に近い高校という理由で受けたのですが。

それはそれとして内容ですが、ひだまりスケッチを見ていた時に感じていたモヤモヤしたものがはっきりと認識できました。ひだまりスケッチが暗喩的とすればらき☆すたは明喩的に示しているもの、それはアバター的箱庭世界といいましょうか、キャラクターが空虚で、かつ背後にキャラクターを操る別人格の存在を感じさせている、ということです。

平たく言ってしまえば、おいらのような30歳前後くらいのオタクなおっさんが、バーチャル世界のアバターとしてかわいい女の子を選択して、バーチャルな学校の中でチャットを楽しんでいる雰囲気というところでしょうか。

ひだまりスケッチは、徹底してさわやかを貫いている反面、実際はひとつのアパートにたむろする内向的な住人たちが、バーチャルなアバターを経由してコミュニケーションをとり続けた結果、現実の延長としてバーチャル空間を実態を持って感じるようになってしまい、ある日突然何かのはずみで現実の散らかったぼろアパートの生活にひきずり戻されてしまい、現状を認識しきれなくなった人格が徐々に破壊されていく過程を、バーチャルな側面からのみ映し出したアニメだと思って見ていました。という話を奥さんにしたら心が病んでいると指摘されました。そうかもしれない。

らき☆すたは一切取り繕ったり隠したりすることなく、アバター性、言い換えればキャラの中の人として存在するおっさんとしての人格を隠すことなく、むしろそれはそれでいいじゃんと割り切って前面的に出してくるあたりに非常に好感を持ちました。