最近見たアニメ

最終話だけ2話構成。精霊と人間はどうやって共存していくか、というのがテーマだった本作なのですが、結局ご近所のちょっとした事件を解決するとうやむやになってハッピーエンドという安直なパターンから脱し切れませんでした。
世界観の掘り下げが足りず、安直に人間世界に精霊が住んでいたら、というイメージだけで物語を作っているので、世界にリアリティが足りません。ラノベに考証を求めてはいけないのかもしれませんが、世界があって物語ができるのではなく、物語の都合にあわせて世界設定を作っているようなご都合主義展開が散見されます。
そんなわけで、ストーリーも作画も駄目だった本作ですが、結構人気があるようで原作は刊行されまくっているようなので、きっと第2シリーズなどもあるのでしょう。願わくは、次はせめて作画レベルが上がって欲しいものです。

アニメの消化ペースがいよいよ2クール遅れに突入です。やばい。来週以降はエルカザドか怪物王女を消化していきます……